【自社セミナー】2020 自治体職員向けセミナー 第4回「観光」
実施時期:2020年9月18日
新型コロナで社会が大きく変わりました。なかでもインバウンド観光は、訪日観光客の激減で大きな打撃を受けています。国内を注意をしながら移動するなら、近場で過ごそうという人が多いです。今こそ、地元をアピールするチャンスです。在住外国人に地元を知ってもらうことで、有名観光地でなくても母国の人に地域の魅力を届けてもらえます。
ひらがなネットの名物企画「みんなで散歩」で培ったノウハウをお伝えしました。さらに、3人の外国人に「外国人から見た東京」について、たくさんの意見をもらいました。
■当日のプログラム
1.外国人参加型イベントの企画とは~「みんなで散歩」の事例紹介を元に~(吉澤弥重子・清水エド)
2.わたしが好きな日本。外国人の目線で語る、日本の魅力と情報発信[在住外国人パネルディスカッション〕(清水香苗)
3.コロナ禍での観光を考える~いまこそできる、地域の魅力再発見~(戸嶋浩子)
外国人から見た東京 ~コロナ禍のいま考える、地域密着型の観光~
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■150回続けてきている散歩の企画
ひらがなネットの創業時から続いている「みんなで散歩」は、外国人と日本人がいっしょに歩く企画です。現在は毎月1回開催し、2020年9月で150回を数えました。散歩の企画の立て方、募集の仕方をはじめ、ガイドであるタイ出身のエドが、外国人の目線でのコースのポイントなどを話しました。 -
■東京は面白い、住んでいても知らないところが多い
ウズベキスタン出身の親子とタイ出身のエドの3人とパネルディスカッションをしました。3人とも散歩が大好きです。「日本らしい庭園や、隅田川にかかる橋がきれいです。散歩の途中で見つけた古い建物などは写真を撮ることもあります」。住んでいても知らないところが多く、外国人だと一人で入りづらい場所もあるそうです。日本人に教えてもらえると、うれしいと話していました。 -
■在住外国人を活用し、地元の魅力再発見
コロナ禍でマイクロツーリズムが求められている今こそ、在住外国人のファンを獲得する。そして、みなさんにSNSなどで発信をしてもらう。訪日外国人の受け入れの準備を今からしておくことで、新しい観光の提案ができます。