ひらがなネット > 【多摩六都科学館】「やさしい日本語」研修 実践編

【多摩六都科学館】「やさしい日本語」研修 実践編

実施時期:2020年9月4日



多摩六都科学館は、西東京市にある科学館です。世界最大級のプラネタリウムがあり、科学を楽しく学べます。外国人の方々がもっと利用しやすくなるよう、多言語の対応や、「やさしい日本語」の取り組みをしています。

多摩六都科学館の「やさしい日本語」研修を、昨年の【基礎編】に続き、ひらがなネットが担当しました。
今回は【実践編】として、外国人のみなさんと直接話していただく研修を取り入れました。
外国人のみなさんには受付、ショップ、プラネタリウム、展示室などをまわってもらい、スタッフの方々には「やさしい日本語」で説明をしたり、質問に答えたりする練習をしていただきました。

●講師:有田玲子(日本語教育アドバイザー)

詳細

  • ①ことばのレッスン

    はじめに「やさしい日本語」とは何か復習を行い、その後、簡単な「やさしい日本語」への言い換え練習をしました。
  • ②ことばのゲーム

    8人の外国人が研修に協力し、各グループでことばを当てるゲームを行いました。
  • ③外国人への説明 シミュレーション

    各グループの持ち場で「やさしい日本語」で説明ができるよう話し合い、紙に書いていきました。
  • ④持ち場での練習

    受付、ショップ、プラネタリウム、展示室など、各持ち場ごとに外国人対応の練習を行いました。 スタッフのみなさんは「やさしい日本語」で伝わらないときは、英語や身振り手振りを使い、一生懸命に伝える努力をしていました。 ※外国人のみなさんには、前半の空き時間に館内を見ていただき、あらかじめ質問を考えてもらいました。
  • ⑤振り返り

    外国人のみなさんから「やさしい日本語」で今日の感想などの聞き取りを行いました。 最後は、グループごとに感想を共有して終了しました。 昨年の【基礎編】を踏まえての【実践編】の研修だったこともあり、○○を用意しておいたほうがよいなどの具体的な意見が多数上がっていました。