在住外国人向けのウェブサイト コンサルティング事業
実施時期:2019年10~12月
国際交流団体が企画する、在住外国人向けの英語・日本語併記のウェブサイトに対するコンサルティング事業を実施しました。
この業務は、複数回に分けて、12か国、12名の外国人からウェブサイトについての意見を聞き、分析し、概要と今後の改善案をご提案する内容です。
本業務では、調査の企画、設計、調査協力者の手配、調査の実施、報告書の作成まで、当社が全工程を担当しました。
詳細
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調査の企画・設計
現状のウェブサイトについての課題をヒアリングし、ユーザーからの声を集める方法について検討を行いました。ウェブサイトの特性を考慮した結果、英語と日本語の語学力で調査協力者を4グループに分け、4回に分けた調査を実施することをご提案しました。その後はクライアントと連携しながら、質問の設計や、調査に適任と考えられる協力者の募集・選任を行いました。 -
調査の実施
10~11月にかけて、4回、英語と日本語による調査を実施しました。調査協力者は、いずれも日本の生活に関連した、さまざまなウェブ上の情報に触れてきた経験のある方です。事前に対象となるウェブサイトを確認していただき、改善点や問題点について当日ヒアリングを行いました。調査は事前に準備した調査票に従って進行しましたが、「そう感じたのはなぜか」「ここで期待されるのはどのような機能か」など、ウェブサイトの具体的な改善につながる、深く聞く質問を多く投げかけました。 -
調査の報告
調査内で出たすべての発言をレポートとしてまとめ、調査の各回終了後にご報告しました。また調査終了後はそれらの発言をカテゴリ別にまとめ、分析を行い、今後の改善案と一緒にご提出しました。