【墨田区】外国人に対する接客向上研修(東京都5区合同研修)
実施時期:2020年1月30日
墨田区が主催した、「外国人に対する接客向上研修」をひらがなネットが担当しました。
この研修は第5ブロック合同研修で、
墨田・江東・足立・葛飾・江戸川の区役所職員の方約40名が受講しました。
本研修では「やさしい日本語」の講座等を通して、
外国人に対してわかりやすく情報を伝える練習を行いました。
6時間超にわたる長丁場の研修でしたが、受講者の皆さんはとても熱心に参加しました。
■当日プログラム
1. 講座「外国人を知る」(清水果苗・相原ザヤ/30分)
2. 講座「学ぼう!やさしい日本語(基礎編)」(有田玲子/2時間30分)
=昼休憩=
3. 講座「学ぼう!やさしい日本語(実践編)」(有田玲子/2時間45分)
4. 講座「外国人への情報発信の工夫」(戸嶋浩子/25分)
5. 質疑応答(15分)
詳細
-
■講座「外国人を知る」
研修の導入として、スタッフの清水と、モンゴル出身スタッフの相原ザヤが在住外国人の困りごとについて話しました。
清水からは東京都国際交流委員会の在住外国人調査の中で聞かれた「役所での困りごと」について、外国人の意見を紹介しました。また相原ザヤからは、役所を利用をするうえでわかりにくかった点や、職員からしてもらってうれしかった対応などについて、実際の体験談を話しました。 -
■講座「学ぼう!やさしい日本語(基礎編)」
有田講師(日本語教育コーディネーター)が、「やさしい日本語」の成り立ちや、考え方、文法についての基礎講座を実施しました。受講者の皆さんは積極的に参加し、講座はとてもスムーズに進行しました。終盤の言い換え・書き換えのワークでは、「やさしい日本語」を実際に使ってみる練習を行いました。 -
■講座「学ぼう!やさしい日本語(実践編)」
午後の実践編では、在住外国人8名をゲストに迎えて、実際に「やさしい日本語」でコミュニケーションをとる練習をしました。この外国人ゲストとのコミュニケーションの練習は、有田講師の講座のなかでも特に人気のコーナーです。受講生の皆さんは、普段使わない言葉や、身振り手振りをフル活用しながら、「やさしい日本語」を身につけました。